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表参道・明治神宮前のサロン|Ab unoの【似合わせのカット】

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【似合わせのカット】

■2018/12/04 【似合わせのカット】

いつもアブウーノのブログをお読み頂きありがとうございます。

2018年最後の月。12月の初回という事で『アブウーノ』の技術に関する事を少し知ってもらおうとお話を始めます。

美容師の技術といえばまずは当然『カット』ではないでしょうか。





カットのお話は各美容師さんもそれぞれ持論をお持ちで様々なブログや写真で自分の価値を表現されております。

写真においてはインスタなどを見れば実に沢山の技術に触れられるし、ブログにしても如何にして切ればいいのか? どのように切れば良いのか?を書いておられる方もいますね。

そんな中アブウーノでも【似合わせ】について語ろうかなと思いました。

よく
「私に似合う髪型はなんですか?」
「小顔に見せたい」

など様々な悩みをお聞きする事があります。
その中で
「私に似合う髪型は?」

実はこの質問が1番困ります。

もちろん顔型やパーツの配置、身長やフォルムなどを元に考え出せばあります。

セオリーというか理論的にもお話しはできます。

むしろ若かりし頃は積極的に語っておりました。

しかしここで僕が思うのは
『なぜ断定的に応えられるのか?』
という事。

この時僕が話す内容は…
『お客様が好きな髪型は何ですか?』
と質問する事が多いです。

これは一見「プロとして無責任な応え」では?と取られるかもしれません。

しかし今の僕はこの『応え』が『答え』です。

「お似合いのヘアスタイルはこれです。」

ではなく、

「お客様の好きなスタイルが1番お似合いです。」
とニュアンスは変えますがこのようにお答えするようにしております。

更に
「無いです」「分からないです」
この返答に対しては
「ではやりたくないスタイルはどれですか?」「どうなりたいですか?」「どう見られたいですか?」
と言うように少しずつ絞っていき一緒に考え出していきます。


この真意は、
『髪も服と一緒で、好きなものを着る(切る)から似合うと思うんです。』

ビジネスとして着ている方(モデルなど)やよっぽどの信頼関係のある方以外は、たとえプロに言われてもやっぱりそれが嫌いなら似合う事は無いと思います。

更に周りから「可愛い」「似合ってるね」など言われていくとドンドン着慣れしていきそのスタイルがご自身のものになりはじめ「似合うスタイル」として出来上がっていくのではないでしょうか?

他にも思うところはありますが、大雑把に言うとこの辺りの思いから僕自身はあまり『断定』する様な事は言わないようにしております。

もちろん「どうしたら良い?」という事なら何をしたいかによってしっかりと話し合いをさせて頂きます。(笑)

サロンでスタイルを造るという上では "自由" でいて好きなスタイルをやりましょう。相当無理がない限り "それを" 合わせていくのが『プロ』なんだと考えます。

また『似合わせカット』において骨格を意識するという事は似合わせとは別の話だと考えます。(どう捉えるかで変化はしますが)
フォルムをみて "錯覚効果" を使うというお話もカウンセリングでよく耳にします。
これに至っては『2次元』(写真)の上では効果的ではないでしょうか?
ことヘアスタイルに関してはあくまでも髪は風でなびくし、歩けば形も変わる。
手でかき上げればそれもまた変わる。

このように髪は「流動的」と言える事からそれに該当しないと考え、お客様にお伝えしてます。

しかし美容世界でも錯覚効果は多く利用されます。

それが『メイク』。

これは逆にとても重要です。
《例》
エビングハウス錯視
ミュラー・リヤー錯視
などなど…

必ずと言っても良いくらい使いますよ。
いつかの機会にお話ししますね。

このようにあくまでも2次元で捉えるのではなく3次元のまま捉え "素直に髪と向き合う" という事。
カットというものは美容師側が決めつけるのではなく、お客様の全ての可能性を引き出す技術。

アブウーノではこのように考え日々お客様と会話しカウンセリングを行っております。
あくまでも持論の一部に過ぎません。
答えではなく応えであり、もちろん美容師側に決めてもらう事がお好きな方もおられるでしょう。
それをプロだという意見もあるでしょう。
自信を持って持論でスタイルを造るということはとても凄いとも思います。

そのような方には僕みたいな美容師は物足りなくもあるでしょう。
しかしアブウーノへご来店頂いているお客様へは『コンプレックスはチャームポイント』となるよう技術と知識を駆使して一緒にスタイルを創ります。

最後にアブウーノで大切にしている言葉。 昔先輩から言われた言葉

美容師である以上
『(美容師個人の) デザインを売るのではなく

(明日から使える) デザインを商品として買ってもらえ。』

その場でどんなにカッコ良くてもお家に帰ってから(デザインを)使えなければただの不良品。

今でも響いてます。

だからアブウーノでは
ヘアメイクと美容師は "=" では無いと考えてます。
ヘアメイクとして仕事する時と
美容師として仕事する時は思考や発言は全くの別物となります。

長々となりましたが最後までお読み頂きありがとうございます。

この話は賛否あるかとも思います。
あくまでも僕個人の心意気を書いたブログです。
美容師は髪のお医者さん。
アブウーノはそんな美容師でありたいと願うお店です。



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