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表参道・明治神宮前のサロン|Ab unoの【美容トラブル講座其の3《混合肌》】

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【美容トラブル講座其の3《混合肌》】

■2020/02/11 【美容トラブル講座其の3《混合肌》】
前回に引き続き美容トラブルを一つ一つ詳しく紐解いていくコーナーです。

前回は《脂性肌》
 ブログ内容はこちら
    ↓
http://www.ab-uno.com/article/sp/detail.php/294/523211





前回のご質問

朝クレンジング
 睡眠中の皮脂をそのまま放っておくと、日中酸素にふれて酸化してしまい老化の原因となる。
また寝起きに顔を洗っただけでメイクをすると睡眠中に出る皮脂の上からメイクする事になり、日中にも毛穴からまた皮脂が出るのでメイクヨレの原因となりますね。



今回は春、秋に最も増えると言われている
《混合肌》についての解説になります。










《混合肌》とは
脂性 + 乾燥の両方の症状が見られる方を指します。

(下図参照)
このゾーンに症状が見られやすいと言われています。






季節的には"春"や"秋"に多くなります。
ちなみに夏は脂性肌になりやすく、冬は乾燥肌になりやすい。

最大の特徴としては【インナードライ】と言われるものです。
表面はしっとりしていても皮下は乾燥していることがあるんです。
このインナードライがもたらすトラブルは皆様が最も嫌いな
・シミ
・シワ
・タルミ
と言われる三代トラブル。つまりはエイジングサインと言われるものです。

夏の蓄積ダメージから秋に発症してしまうケースが多いので特に気をつけて下さいね。

☆ここで一度やってみて欲しい事があります。

お顔の一部分をまずは"縦"に触って下さい。
次に同じ所を"横"に触って下さい。



次は"Tゾーン"と下図のように乾燥ゾーンを触って下さい。
Tゾーンを触った手はしめっていませんか?



どうですか?感触は同じですか?
もし、あれ?違うかもと思われた方は…【インナードライ】かもしれません。

この症状(インナードライ)が見られる方はシミやシワなど引き起こす可能性がありますので特に注意が必要です。

なので以前にもお伝えしましたが
『洗顔』がとても重要になりますね。

Tゾーンは脂が多い、Uゾーンは脂が足りないのでまずは『洗顔でしっかり脂落とす+保湿』が重要になってきます。

そこで詳しく"タルミ"について解説していきます。(シワは前回参照)

『タルミ』 

【メカニズム】
タルミの主な原因は
『ヒアルロン酸の減少』にあります。
ヒアルロン酸は皮下組織の中にあるもので『1gで6L』の水を保有しています。
これが減少する事でお肌を支えている『コラーゲン』『エラスチン』と言われるハリと弾力を司る組織が弛んでしまうのです。


【原因】

・UV(紫外線) + ブルーライト
このUV(紫外線)について過去にもお話ししたように
UV-a波、UV-b波、UV-c波があります。
詳しくは参照。

『紫外線対策大丈夫ですか?』
http://www.ab-uno.com/article/sp/detail.php/294/433376


この紫外線A波が皮膚の奥、つまりは真皮まで届いてしまいコラーゲン繊維を切ってしまう事でお肌が下がってしまうんですね…これが"シワ"です。
本当に怖いですよね。
そして紫外線B波が表皮まで届き皮膚表面を焼いてしまい、皮膚表面は"火事"のような状態が作られてしまいます。
その火事を治めるために"ヒアルロン酸"が使われるのですね。
その結果ヒアルロン酸の減少が皮膚を落とす結果になり『タルミ』を生んでしまう原因となります。


ブルーライトとは"可視光線"の中の380nm〜780nmの間の光を指します。つまり目で見える"青色光"の事。
PCやスマートフォン、LEDライトなど…紫外線の次に悪影響だと言われています。
よくUV(紫外線)と混同されることもありますが違います。
紫外線は100nm〜400nmと目には見えない光です。
ブルーライトは紫外線A波と同じ影響があります。

まとめると
まず紫外線A波によってコラーゲン繊維が切られ"シワ"が生まれることにより、更に紫外線B波によって鎮静化のため"ヒアルロン酸"が使われ減少する事で
"タルミ"がうまれます。

つまりはシワが大きくなったものが『タルミ』ということになります。

なので紫外線対策はUV-AもUV-Bもしっかりとケアしましょう。


因みに日焼け止めって"2度塗り"が原則なんです。
実験では『2mmの厚みで日焼け止めを塗る』事で実験をし、結果を見ているそうなんです。
しかしそこまで厚く塗る事は不可能かと思います。なので『2度塗り』なんだと言えます。

どうしも焼けたくない人は、2度塗りの1度目はなるべく肌に優しい物を選び、2度目にカバーできるものを塗るのもポイントですね。

そして紫外線ケアは保護よりも日焼け後のケアもかなりポイントで、しっかりと"保水"をすることが重要です。




・加齢
年を重ねる毎に人は身体の水分量は減ってしまい、ヒアルロン酸は年齢と共に減少します。
【人の水分量】
0歳 ・・・90%
20歳 ・・70%
60歳 ・・50%
最後は "43%"

にまでなるそうです。





【ケアポイント】

・スキンケアの見直しが必要になります。
まずは擦ったり"摩擦"を起こしていたら、
叩いたりなどして過度に"刺激"を与えていないか? 叩けば叩くほど皮膚からは先程の『コラーゲン』の減少は直結してしまいますよ。

いいものは何か?何を買えばいいのか?よりも先ずはその"方法"を意識してみて下さい。

次に
・『保水』『保湿』を見直す

ヒアルロン酸を主としている化粧品の使用。
しかし注意も必要。
ヒアルロン酸は分子が大きいのでなるべく分子の小さいものを選んでください。
⦅例⦆スーパーヒアルロン酸など
しかし中には『ヒアルロン酸配合』と堂々と打ち出しているにもかかわらず…どこ?と言う商品も沢山あります。
お買い求めの際は十分気をつけて下さい。

よくヒアルロン酸注射は良いですか?聞かれることもあります。
当然効果はいいでしょう。しかし毎回やらなければいけないので…余裕のある方は良いかもしれませんね。
しかし前々からアブウーノで言っているようにまずは『恒常性を上げる』つまりは"自然治癒力を高める"方がよっぽど意味がありますね。
ヒアルロン酸だけを注入してもさほど効果は保ちません。まずはヒアルロン酸を覆う『コラーゲン繊維』がしっかりとある状態を作る事でヒアルロン酸は守られるんです。


・UVケア + ブルーライト

日焼け止め選び方の見直し

過去の参照
【UVケアの商品選び】
http://www.ab-uno.com/article/detail.php/294/490743


長時間のスマホの使用やPC使用をなるべく避けたり、対策をしましょう。


今回の混合肌から起こるこのトラブルは秋口に一回歳を重ね、誕生日が来てまた歳を重ねるといわれており、実は『1年で2回歳をとる』と言われているトラブルがこの『タルミ』なんです。
ちょうどこれから迎える3月にこの原因である『紫外線』は強くなります。
ますは紫外線ケアを心がける事で秋口への事前のケアができるという事なんです。

今回憶えて欲しい事は

『事前のケアを徹底しましょう』

何事も始まってからでは手遅れになることもあります。
自身のお肌と髪を守るのは結局"自身の心"
ではないでしょうか?

という事で今回は締めさせていただきます。

また次回も総まとめとします。
良かったら最後までお付き合いくださいますよう心からお願い申し上げます。

またご質問などありましたしら直接でもコメントでも結構です。

一緒に正しい知識と美容ケアを目指しましょう。






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