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表参道・明治神宮前のサロン|Ab unoの【メイク講座其の2(ハイライトの効果)】

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【メイク講座其の2(ハイライトの効果)】

■2020/03/17 【メイク講座其の2(ハイライトの効果)】
今回は引き続きメイクの効果をお話しします。


メイクをする上で良く質問があるうちの一つ。

『ハイライト』ってどうすれば良いの?

皆さんもこの『ハイライト』について効果と説明できますか?
blogや動画などでもよく紹介されているこの技術ですが…小顔効果やシワやクスミを取るためなどなど…ではリアルに質問します。

『その効果本当に感じてますか?』

過激な質問ではありますが、正直効果をハッキリと感じてメイクしてますか?

 あまり解らないという方も多いはずです。

実際それはそれで全然良いんです。

これはメイク全般に言える事ですが、効果を感じる事が大事なのでは無いんです。

 どう魅せれるか?が大事なんです。

以前にblog内で『錯覚』のお話をしました。
その時にも書きましたが、その効果を最大限に発揮するのは静止画。つまり『写真』の時だといえます。

しかし、写真以外には必要無いのか?と言うとそれはそれで違います。
メイクはその時のシーンや立場、または魅せ方によって技術はかなり大きく変わります。


『ハイライト』には様々な効果を期待する方が居られますが今回は簡単に進めていきます。


まず『ハイライト』の目的としては
 顔の凹凸を利用し、立体感や艶を出す事。

つまりは【光を集める】ことを意識する必要があります。

光が当たった時に自然と光をとらえる場所。
鼻やTゾーンと呼ばれる場所ですね。




この図の場所が効果を狙う主な場所になります。

は人によって入れるか入れないかは変えるべきポイント。

においても全員の方が必ず入れなければいけないわけではありません。

入れる事により"不自然"になる場合もある事を知っておいて下さい。

まずその効果が必要なのか? 
なぜ必要なのか?
まで考える必要があります。

そしてその効果をより発揮するのが"種類"になります。

『ハイライト』にはいくつか種類があります。

・パウダータイプ
・クリームタイプ
・リキッドタイプ


この3点にはそれぞれ利点や欠点があります。
今回はパウダータイプとリキッドタイプと一つは裏技でシャドーをご用意。


まずは

『パウダータイプ』



顔全体に広げやすい。
粉の分量によってはパサつきがでてしまう。


利点: 分量の調整がしやすく幅広い年齢層に愛用されている最も親しみやすい種類です。

欠点: ラメを多く使用している商品が多いため




『リキッドタイプ』



利点: 伸びが良く艶感を最も感じやすい。
またコンシーラーも併用した商品が多いためファンデーションの上からでも馴染みやすい。
多くのプロのメイクさんも愛用している事が多い。

欠点: 使用感が少し難しく、分量の調整や伸ばしすぎに注意が必要。



『パウダー(アイシャドー)』



*このパレット場合はの色味がハイライトとして使えるんです。
ただ載せ過ぎに注意です。

ここでは用意していませんが
『クリームタイプ』
利点: 発色が良く、肌へ馴染みやすいため上からパウダーで抑える事により効果を発揮できます。

欠点: 単品で使うより上からパウダーを載せるほうがより効果を狙えるので手間がある。



このように種類も豊富に上にそれぞれの特徴があります。

まずはお持ちの『ハイライト』がどの種類にあたるのか? 
それをどうしたいのか?の目的によって変わるので、『ハイライト』選びは慎重にしましょう。

今回はわかりやすく3つを視覚化してみました。
最もポピュラーな『パウダータイプ』とその差が明白な『リキッドタイプ』をご用意しました。
そして3つ目は裏ワザ的にパウダータイプはパウダータイプでも『アイシャドー』をハイライトの代用として比べてみました。


一つは
『パウダータイプ』

柔らかく光を集める事ができているのがわかりませか?



『パウダータイプ』柔らかく光を反射させるのに効果的で野外においても自然な効果を期待できる為にお勧めとなります。
また必要以上に"ラメ感"のあるものは避けた方が良いとわかりますよね?なぜなら『自然な感じ』を出す事がパウダーの最大の利点といえるからです。
ラメ感は時として子供っぽさや安っぽさにみられてしまう可能性があるからです。
覚えておく事は
『ラメ感』=『艶感』では無い。




次に
『リキッドタイプ』
より光沢感が強まります。リキッドはその特性から光を集めやすいので僅かな光でも十分に凹凸感やら艶感を演出できます。





Tゾーンに入れる事により鼻筋が綺麗に見えるのでより上品に見え、大人な雰囲気を演出できますよね。
このような事からリキッドタイプは夜のディナーや華やかなパーティーなど『ナイトモデル』として使うとより効果を発揮できる事がわかります。






そして最後は
『アイシャドー』の代用です。
これは裏ワザと言える使い方になります。

この度々出てくるルナソルのアイシャドーは本当に秀逸なんです。
アイメイクだけではなくハイライト効果としても使えるんです。

ハイライト=白なんて事は決まってないんです。
この写真を見てもわかるようにアイシャドーなんて事はわからないですよね。








ではなぜアイシャドーを使ったか?
それはパレットを見てもお判りのように、
『ベージュに近い白』だからです。

これを使う事により白浮きもしないし、パウダーであっても同系色なので肌馴染みも抜群なんです。

しかし、このアイシャドーの艶感は最強であると同時に演出が豪華になる為、日中の屋外などのメイクには不向きと言えます。

やはり『ナイト用』として主に使うと力を発揮すると思います。





最後に3つを比べてみました。




いかがでしょう?   違いはわかりますか?

あまり明白な差はないように感じますね。
(写真の腕にもよります。)

しかしこのハイライトのみでのお話となると、光が反射する日中の屋外なら"これ"、夜のディナーやデート、パーティーなどは"これ"といった使い分けが出来てきませんか?

するとメイクの幅は広がり、色んな自分を発見できることとなりますよね。

ただなんとなくメイクをするのではなく、そのシーンやニーズ、魅せたい見せ方をチョイス出来る様になるとメイクや美容が楽しくなると思います。


是非一度お持ちの道具をご確認頂き、使い方や目的を見直すきっかけとしましょう。






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