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【美容の大敵は”あれ”が解決する】

■2019/06/04 【美容の大敵は”あれ”が解決する】
6月【水無月】
『水』が『無』月と書くと暑そうな月が連想されてしまいますが実際には雨も増えたりとジメジメする月ですよね。
例年を見ても『梅雨』と言われても雨はあまり降らず8月などに降っている気がします。
また6月は『ジューンブライド』などと言われる月から我々美容師にとっても『美容の月』として実に関わり深い月と言っても過言では無い気がします。

しかしそんな6月はこの『美容』にとって大敵がありましたね。

そう

『紫外線』






過去に何度もこのブログでもお話ししており、毎回読んで下さる方にとっては"耳にタコ"かもしれません。また美容好きにとっても同じでしょう。

6月は1年を通して

紫外線が1番強い時期

となりそのケアについてはもちろんご存知だとは思います。

世界で1番紫外線量が多い国は『オーストラリア』だそうです。
1番地域ではオゾン層に穴が空き『UV-C
殺人光線"とも言われる紫外線が確認されております。
そしてこの紫外線による老化は『光老化』とも言われ、活性酸素などの働きによりシミやシワ、タルミなどを引き起こします

また人は18歳までに一生に浴びる紫外線の約半分の量を浴びるとも言われており、その積み重ねが歳を追って初めて現れてしまう事が問題視されているそうです。


※過去の『紫外線のケア』についてまとめているので是非お読みください。

【紫外線対策は大丈夫ですか?】
http://www.ab-uno.com/article/sp/detail.php/294/433376


【UV下地 紫外線対策のすすめ】
http://www.ab-uno.com/article/sp/detail.php/294/436911


女性にとっても悩ましい時期という事。

この時期になると営業中に『シミ、シワ、タルミ、黒ずみ』などのご相談を多く受けます。

とくに30〜40代で出てくる代表的なシミは『肝斑(かんぱん)』などもがあります。
…これは今回とは別のお話になりますが…唯一の対策は『トラネキサム酸』という事でお医者さんでも処方されるものらしいです。…が、それだけでは難しいのが現実。
それは肌の仕組みにも関係しているのでここでは
『シミや黒ずみ』を防ぐために、その原因を知り自身にあった対策が出来るようにお話を進めます。


まずシミ、シワ、タルミや黒ずみの原因の大きな1つが
『紫外線』と言われています。

今回はその中でも"シミ"についてお話を進めます。
それではその仕組みをご説明します。

① メラノサイト
紫外線を浴びると健康な細胞をまもろうと
メラノサイト』から 『メラニン』は生成されます。
これがのちにシミやそばかすなどになります。


② プレメラニン
メラノサイト内にある『チロシン』は酸化酵素となる『チロシナーゼ酵素』と『活性酸素』の働きにより酸化し『ドーパー』に変化させながら色づいていきます。


ドーパーは酸化により『ドーパーキノン』に変化しながら色づきます。
※ここまでがメラニンの初期段階と言われ、『ビタミンC』の働きが"最も有効的"です。



ドーパーキノンが『インドール』に変化すると酵素の働きや活性酸素の働きがなくても自動酸化により色づいていきます。
インドールになった段階でメラニンに確実になってしまします。

⑤ここまでくると自然には消すことが困難になります。
自動酸化によりインドールは『メラニン』と最終的に変化し、表皮細胞へ移行されます。

この事を『核帽作用』といいます。これが皮下に溜まることでシミとして視認されてします。

※メラニンはプレメラニンの状態でも変化し、紫外線A波により瞬時に『黒色化(メラニン化)』すると言われて深いシミつくります。


これは有名な写真ですが



28年間トラック運転手を続けた69歳の男性。太陽光にさらされ続けた顔左半分にシワが多くできた方の例


このように紫外線が皮膚に当たることにより皮下の中で少しずつ変化をもたらし、気づいた頃には手遅れなんて事にもなっております。

メラニン化したものは殆どがターンオーバーなどでは取る事が出来ないと言われておりますので事前のケアが本当に不可欠だと言えます。

まず出来ることは『予防』です。

シミなどに有効成分とされる『ビタミンC』を肌の中から外からしっかり摂取し、肌の恒常性をあげるように『炭酸』で活性化し常にニュートラルな状態を保つ事が不可欠と言えますね。
この『ビタミンC』摂取については巷でも様々な噂があります。
その中でも『ビタミンC』は日焼けすると言われておりますね。
実はこれしっかりと調べればわかりますが、ビタミンCが『日焼け』の促進を図っているのではなく、柑橘系の物に含まれる『ソラレン』と言われる物質が紫外線の吸収を早めるためと言われています。
なのでソラレンを含まないパプリカやゴーヤなどが良いそうです。

肌の悩みは頭皮へと繋がり、髪にも影響を及ぼします。もちろん紫外線は髪へも直接的に負荷を与えます。

なので皆様においてはしっかりと現状を把握して適切な治療法見つけ、しっかり『ビタミンC』ケアを心がけ夏本番を迎えましょう。


また次回も皆様にとって有益な情報をお届け出来ますように。






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