【その悩みは風船が解決する】

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【その悩みは風船が解決する】

■2019/04/09 【その悩みは風船が解決する】: 皆さん一度は美容室でこの様なご相談をされたことはないでしょうか？

「ハチがはっていて隠したい」

「エラを隠したい」

「おでこの広さを隠したい」

などなど

美容師の世界でもそれらの解決法に様々な方法や言葉を用いてご説明されている事でしょう。

しかしお客様から聞くと…個人にとっては結構バラバラでなにか統一感がない解決法で困惑する原因や固定概念を生みかねない気がしていました。

アブウーノではそんなお客様にご来店初期の段階で"ある解決法"のお話をすることがあります。

今回そんな悩みをお客様自身で解決の糸口となるようなお話をしていきたいと思います。

それが

『風船理論』

そうこれです↓（笑）普通の風船

まずこの風船を人の頭と捉えます。

例題をいくつか写真でご説明します。

ここで自身のコンプレックスの箇所をそれぞれ想像してもらいたいです。

わかりやすく今回は＂ハチ＂の部分を気にされているお客様と設定致します。

この写真の丸の部分ですね。

ここでお顔を風船ととらえて考えます。

下の写真で見てください。

ここを強く押します。
すると＂力＂は矢印のように逃げるのがわかりますね？
つまりこの矢印の方向にボリュームを持たせればハチの張りから目線をそらし目立たなくさせます。

基本はひし形となるように作る事が大切ですので写真のようにボリュームを作ると効果的です。

次に＂エラ＂の張りを気にされているお客様と仮定します。

先程と同様『目線逸らす』という事が重要になってくるので、気にされている丸の部分を押す事で矢印方向へ力が逃げ、必要なボリュームの位置を教えてくれます。
矢印のように下へ流れるのでこの位置にボリュームが来るスタイル造りを意識する事をお勧めします。

また例題以外にも頭の形やお顔の形にお悩みのある方は『その箇所を押す』イメージをする。
イメージが難しい方は風船でやってみてください。
自分はどこにボリュームを持っていけば良いのか？という事がわかるかもしれません。

このように1番大切な事は

『目線を逸らす』

という事が分かりますね。
ただ以前にも少しお話ししましたが髪は流動的で必ずしも完璧にケア出来るものではありません。
《写真などを撮る時は十分に意識するといいと思います。》
なのでコンプレックスを隠したいから好きでもない形にカットやスタイリングをする必要はありません。

お客様にとって大切なのは

『好きな髪型でいる』

という事が当然1番なんだと思います。

コンプレックスをプラスに変え、尚且つお客様の好きな髪型を一緒に作る事が美容師のお仕事なんだと改めて思います。

少しでも何かのヒントとなる事を願い今回のお話を終わります。

また次回も是非お読みいただければ幸いです。

これからもアブウーノを宜しくお願い致します。

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