■2020/04/10 【商品の配送のお知らせ】

いつもFacebook &ブログをご覧頂きありがとうございます。

今回『営業自粛』の間に商品などお求めのお客様におかれましたは必要な商品を下記アドレスまでご連絡ください。

可能な範囲で配送させて頂きます。
　
tokyo@ab-uno.com

商品名と個数をご連絡下さい。
いくつかはご用意しておりますのでお気軽にご連絡下さい。

⚠︎2万円以上の場合は送料無料とさせていただきます。


ここからは少しお話をさせて頂きます。
賛否分かれるお話ですがアブウーノ的に今回の情勢について、またこんな情勢にも関わらずご来店頂ける大切なお客様への想いと美容室の在り方について真剣にお話をさせて頂きました。

コロナの状況が日々悪化して行く中皆様におかれましても恐怖や不安を抱かずにはいられない事かと思います。
しかし、その感情はとても大切だと考えます。

【緊急事態宣言】以降その思いは更に強くなりました。　
政府や都の政策に今回も『営業自粛要請』に美容室は入っておりませんでした。


何故？やおかしいという声もネット上でも上がっておりました。
たしかに『3密』を揃えた様な環境であるにもかかわらずのこの判断。　

こんな事現場の人間が書く事はとても心苦しいのですが都心の『感染経路不明』の中には美容室なども入っているのでは？と疑わずにはいられません。

しかしアブウーノは1人営業の為『1人 対 1人』の体制なのでクラスターとなる可能性は極めて低いと思います。　
また当然消毒作業なども徹底しております。　
(ご予約頂けるお客様におきましては詳しくはこちらも併せてお読み頂けるととても有り難いです。)

【コロナ対策中の営業に関して】
http://www.ab-uno.com/article/sp/detail.php/294/530013


この『営業自粛要請』からの除外は賛否があるのは当然だと思います。

SNSなどでも
「停止にすべき」
「こんな時まで何故行くのか？」
「意識低い」

などの投稿も見られました。

ここまでお読みいただけた方には少し先まで是非お読み頂きたいお話が続きます。

僕は今怪我の療養も兼ねているからこそ知り得た事がありました。

怪我をした当初、数日お風呂も入れず動く事すら困難でした。
当然数日で身体はベトベトするし、髪はペッタリとして脂っぽくなりました。

術後から5日目でなんとかやっと髪を洗ってもらえる様になりました。
　
そんな時ふとこんな事を思い出しました。

『東日本大震災』の時に美容師という職業は震災の際には『全く役に立てない職種』だなぁと僕自身感じた事です。

しかし被害も少し落ち着きが見えた頃に『容姿を整える』事で気持ちが救われた人や楽になれた、または感染症も防げたなんて人々がいる事を知りました。

つまり二次救済で『清潔を保つ』という観点で当時の方々にとても貢献出来ていた事を思い出しました。

しかし
当然今回の『ウイルス』とは遠くかけ離れた話である事は理解しております。

またSNSでも目にした言葉

『美容室なんかに行かなくても死にはしなし、我慢すれば良い。』

解ります。
でも少しだけ聞いてください。

今回、怪我の中僕自身が『普通でいられない』状況になった事も重なり怪我した当初は数日間洗えない『元気ではあるのに清潔さや気が滅入り目の奥から『頭痛』がひどくなり、気分も優れず痛みだけが気になり、不安と後悔だけで毎日心が沈んでいました。

そこで少し無理をして5日目になんとか頭を洗ってもらいました。
美容師であるにも関わらずそれはそれは
『爽快で』『気も楽になり』『頭の凝り』さえ取れとても気分が変わる事ができました。
その後は嘘の様に頭痛は起こらなくなりました。
もちろん医学的に根拠はありません。

論点がズレているように感じるかも知れませんが、言いたい事は
今では『美容室』も『必要最低限の生活』に入ってくる事も少し納得が出来たということです。
　
しかしこんな情勢だからこそその『利用方法』や『意識』は少し変える必要もあるかも知れません。
ただお洒落を楽しむ為に頻繁に通う為だけではなく、各々が注意を払い『自分は感染しないようにする』という意識だけでなく、『感染を広げないようにする意識』を持ちながら、お客様が来られる道中はマスクや消毒を心がける必要が個々にあると思います。

『髪が伸びすぎたから』『白髪が目立って仕方ないから』『頭皮が痒いから』…などの『最低限の向上の利用』という範囲においては『必要な施設』と判断してもらえればいいのでは？

と今となっては理解しています。

自分で切って我慢できる人はそれはそれでいいでしょう。
市販のカラーで染めて我慢される方もそれはそれでいいでしょう。

それでも実際に戦々恐々としている中お仕事を稼働している方々もいらっしゃいます。

そんな方々がバサバサな頭で…白髪が伸びっぱなしの髪のままで…

『現場で維持する』

…心が折れないか心配になりますよね。

それでも我慢すべき！　
という方の意見もそれはそれでいいと思います。

しかし我々美容師は、そんな中大変な思いまでしてご来店頂けるお客様には心からの安心と安全を持って、せめてもの空間をご提供する事こそが今回の使命なのかとも思います。

またいつ【営業自粛要請】に加えられるかもわかりません。
その日が来るまでは
医療現場の皆様が頑張っているように、我々美容師も微々たる力ではありますが、生活の末端の部分での下支えとなる事が出来ればと思います。

美容室の営業においても『開け続ける』という事は大変なプレッシャーと意識が必要だという事も多くの人に知っていただきたいです。

大きい席数のある美容室などは十分な間隔と席間を開けるなどの努力は絶対に課せられます。
出勤人数や予約稼働率を大幅に減らす必要もあるでしょう。

しかしそんな営業で経営が保てるのか？　
断言できますが…

『極めて難しい』

と思います。

この様な事態においては美容室の『人件費』というのは大きな問題となるのでほとんどのお店が保たないと思います。

矛盾が生じますよね。

この辺りは政府や役所には理解を求めたいところでもあります。

『必要』だからこその『保証』

個人的には叫びたいですね（笑）








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